現場ブログ
アスベスト(石綿)の危険性
皆さんこんにちは。八戸クリーン解体営業担当の上坂です。
今回は、アスベスト(石綿)の危険性についてお話させていただきます。
まず、アスベスト(石綿)聞いたことがあるとは思いますが、確認もかねてご紹介いたします。
アスベストとは、天然にできた繊維状の鉱物で、石綿(せきめん・いしわた)とも呼ばれています。
耐火性・耐熱性・電気絶縁性などに優れているとともに加工しやすいことから、安価な工業材料として多種多様な建材や工業製品に使用されてきました。
かつて、アスベスト(石綿)は私たちの生活のいたるところで使用されていました。
しかし、アスベストは人の健康に被害をもたらす危険性があることから、法律で使用が制限されるようになり、現在では全面的に使用等は禁止されています。
アスベスト(石綿)が、なぜ疾病を引き起こすのか
アスベスト(石綿)は非常に細かい繊維であるため、空中に浮遊しやすいと言われています。
そのため、工場や建設現場での加工や吹付作業によって浮遊したアスベスト粉じんを、労働に従事していた方は知らずに吸い込んでしまう危険性が出てきました。
しかし、アスベスト(石綿)は吸い込んだとしても、一部は咳や痰に交じり排出されますが、すべてが排出されるとは限らず、排出されなかった繊維は肺の中にとどまり続けてしまいます。アスベストの繊維は体内で分解されません。肺の組織に沈着した繊維が炎症を引き起こし、長期間にわたって肺の組織を傷つけることで肺の線維化が生じてしまいます。
また、活性酸素が発生することでDNAが損傷をうけ、遺伝子異常が起こり、細胞が『がん化』する可能性があると考えられています。
アスベスト(石綿)は非常に細かい繊維であるため、空中に浮遊しやすいと言われています。
そのため、工場や建設現場での加工や吹付作業によって浮遊したアスベスト粉じんを、労働に従事していた方は知らずに吸い込んでしまう危険性が出てきました。
どれくらいアスベスト(石綿)を吸うと発病のリスクが高まるか
中皮腫や肺がんなどについては、アスベスト(石綿)を吸った量と発病の間に、相関関係が認められています。
しかし、具体的にどれだけのアスベスト(石綿)を吸い込むと病気になるのかについては、明らかになっていません。
アスベスト(石綿)を吸うことで発症する可能性がある代表的な病気
アスベストを吸うと、様々な疾病を発症する可能性がありますが、具体的にどのような疾病を発症するおそれがあるでしょうか。
・石綿肺
・肺がん
・中皮腫
・びまん性胸膜肥厚
大量のアスベストを吸ってしまった場合、肺にアスベストが滞留している可能性がありますが、
それらを除去することは難しいのが現状です。
このようにアスベストを伴う解体工事は危険な作業となります。
八戸クリーン解体は『法令遵守・安全第一』で施工を行います。
ご依頼いただいたお客様はもちろんのこと、近隣にお住まいの方々にも
信頼していただける丁寧な施工を提供いたします。
今回はアスベストの危険性についてお話させていただきました。
今回の内容が、皆様のお役に立てば幸いです。
八戸クリーン解体は、安心安全な施工をモットーに、八戸市、近隣にお住まいの方々に信頼していただける丁寧な施工を提供いたします。
解体工事のご相談は、八戸クリーン解体までご相談お待ちしております。