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八戸市の空き家問題、意外と多い?助成金はあるの?
皆様こんにちは。八戸クリーン解体営業担当の上坂です。
今回は、現在の空き家数と特定空き家数についてお話しさせていただきます。
現在の空き家状況
2018年当時
八戸市の空き家数は、住宅・土地統計調査によると、当市の総住宅数は110,440戸、そのうち空き家総数は16,970戸 で、空き家率は15.4%となっています。
意外と多いですよね。
青森県の空き家問題が、なぜ深刻化している背景には、以下の要因が挙げられます。
・少子高齢化による人口減少
・農村部の過疎化
・自然災害による被害
空き家対策として、以下の取り組みを進めています。
1.空き家バンクの運営
2.空き家利活用のための補助金や助成金の交付
3.空き家所有者への啓発・普及活動
今後も、空き家対策を積極的に進めていくことが求められています。
「空き家」・「特定空き家」の違い
「空き家」とは…使用がなされていないことが常態し建築物等が長期間にわたって使用されていない状態。概ね年間を通して建築物等の使用実績がない建物。
「特定空き家」とは…次のいずれかの状態にあると認められる空家等をいいます。
・そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
空き家が放置されていると、倒壊・火災等の恐れがあり、近隣はもちろん車や歩行者に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
とはいっても、解体費用がかかってしまいますよね。
では、自治体で補助金はあるのでしょうか。
八戸市では、補助金はあるのか。
八戸市では、空き家対策の一環として、空き家を解体する所有者に対して、補助金を交付しています。補助の対象となるのは、以下の条件をすべて満たす空き家です。
・補助金対象住宅
次の1~6の全てに該当する住宅
1.市内に所在し、空き家となっている住宅(店舗等の用に供する部分の床面積が延べ床面積の1/2未満の店舗等併用住宅を含む。)
2.八戸市特定空家等判断基準(令和4年八戸市策定)に規定する特定空家等判定票Aに基づく評点の合計が100点以上であって、かつ、当該空き家が倒壊又は3.部材が落下した場合等に、周辺の建築物や通行人等に対し保安上危険となるおそれがあり、その危険等の影響度や切迫性が高いと判定された空き家であること。
4.所有権以外の私権が設定されていないこと。
5.他の制度による補助金等の交付を受けていないこと。
6.租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第35条第3項に規定する被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除を受けていないこと。
故意に破損させたものでないこと。
・申請方法
八戸市役所の空き家対策室に提出
申請期限
・市への事前調査申請(令和5年12月7日まで)
・市への補助金の交付申請(提出期限:令和5年12月28日)
補助額
補助率:工事費用(税抜き)の5分の4(千円未満切り捨て)
補助の上限:20万円
空き家を所有している方は、八戸市のホームページや空き家対策室に問い合わせて、空き家対策に関する情報を確認してみてください。
八戸市HP
空き家問題は、放置しておくと、倒壊や衛生被害などのリスクが高まります。また、景観を損ねたり、地域の活力を奪ったりする恐れもあります。
空き家を所有し解体をお考えの方は、是非一度八戸クリーン解体に相談ください。
八戸クリーン解体は、安心安全な施工をモットーに、八戸市、近隣にお住まいの方々に信頼していただける丁寧な施工を提供いたします。