現場ブログ
解体工事の種類や工法について
皆さん、こんにちは!八戸クリーン解体営業担当の上坂です。
今回は、解体工事の種類や工法について
についてお話させていただきたいと思います。
解体工事とは、建物を取り壊し撤去することです。
しかし、解体工事といっても「更地にしたい」「一部だけ取り壊したい」「内装だけ解体したい」など、
工事内容が様々あります。建物の構造や立地条件によっても、必要な費用や工期が異なります。
建物を全て解体する
建物の解体後に土地を売却したり、新築の建て替えを検討している場合は、
敷地内にある建物を全て解体します。敷地を更地にする必要がある場合は、建物本体の解体だけでなく、
樹木やブロック塀など敷地内にある全ての物を撤去します。
ミンチ解体
廃材の分別をせずに建物を取り壊す方法を『ミンチ解体』と言います。
ミンチ解体は、細かい作業手順がなく短期間で工事を済ませることが出来ます。
しかし、近年では廃材の処分量が増え、処分場がひっ迫してきた背景などの利用から
現在は、『建設リサイクル法』により禁止されています。
また、建設リサイクル法が実施される以前はがれきを地中に埋める業者も多く、廃材の取り扱いがずさんな状況でした。
しかし、日では廃材の分別はもちろん、解体工事に伴って地中から廃材が出てきた際には「地中埋設物」として扱われるなど、
取り締まりが強化されており正しい方法で廃材管理を行うことが義務付けられています。
分別解体
一定規模以上の建物を解体する際に廃材を品目ごとに分別しながら解体する手法を「分別解体」といいます。
廃材の品目には、コンクリートやアスファルト、木材などがあり『建設リサイクル法』によって分類されています。
なお、「分別解体」は現在主流の解体方法になります。
廃材の処分方法については「マニュフェスト」などの処分記録が必須となっており、施工業者が不法投棄などの
違法行為を行った場合には、工事を依頼した施主に責任が問われるケースがあります。
分別解体は基本的に周囲に足場を組み、建材ごとに廃材を仕分けをしながら作業をしていくので
工期は長くなる傾向がありますが、ミンチ解体に比べて効率的に廃材をリサイクルできるのが特徴です。
建物の一部を解体する
ライフスタイルの変化などで減築をお考えの場合や、長屋の切り離し工事など、建物の一部を取り壊すケースがあります。
一部解体の大まかな流れは、まず解体を希望する建物として機能を取り戻せるようにします。
はつり工事
コンクリートやアスファルトを砕いて撤去するのはもちろん、切ったり、削ったり、
穴をあけたりする加工作業も合わせて「はつり工事」といいます。専門の工具を使って人の手で作業する場合が多いですが、
規模によっては油圧式のアタッチメントを備えた重機を使用する場合があります。
部分てきなリフォームなどのように施工する範囲が限られる場合は、高い技術力が必要となるため、
はつり工事を専門に扱う業者も少なくありません。
今回は解体工事の種類や工法についてご紹介させていただきました。
今回の内容が、皆様のお役に立てば幸いです。
八戸クリーン解体は、安心安全な施工をモットーに、八戸市、近隣にお住まいの方々に信頼していただける丁寧な施工を提供いたします。
解体工事のご相談は、八戸クリーン解体までご相談お待ちしております。